HOME > スチューデントEQの構成(3つの知性と8つの能力)
スチューデントEQを受診すると、検査結果を示すアセスメントシ-トを受け取ることができます。ここではスチューデントEQを構成する要素について簡単にご説明します。
『3つの知性』とそれを支える『8つの能力』

3つの知性
5段階の評定で表されています。
3つの知性の中で高い評点が出ているところが、現在自分が重きをおいて行動している領域です。総合コメントも合わせて、おおまかに確認してみましょう。
心内知性(セルフ・コンセプト)
自分の感情や気持ち、考えなどの心理的な状態を、自分自身が明確に捉える知性のことです。意志決定、目標設定能力、目標達成能力、ストレスに対する強さや弱さなどに反映します。
自分自身の心理的な状態をはっきりと掴むことにより、感情を必要に応じて抑えたり、逆に利用したりしてポジティブな成果を出すことが可能になります。
論理的思考力など、IQ的能力を最大限に発揮する際にも情動の調整が必要になってきます。不安や憂鬱などのネガティブな感情を自分で捉えられなかったりそれらを抱えたままでは当然効率が落ちます。
また、自分の状態をしっかりと掴むことにより、現在の適切な目標を設定でき、それに向かってどのうに取り組んでいけばよいかも分かります。
更に、自分の心理的状態を捉えれば、周囲の人達にどのように接すればよいかも自ずと明確になります。
対人関係知性(ソーシャルスキル)
周囲の人に接する時に発揮される知識や技能のことです。自己表現力、人間関係に対する積極性、人への接し方などに反映します。
相手と接している時に、自分の考えていることや感じていることを上手に理解してもらうために必要になる表現方法にについての知識やテクニックのことです。対人関係知性が高いということは、自分がどのような表現をすれば相手によりよく理解されるのかを知っていることです。
この知性が高いと、対人関係において自分の方から積極的に相手に働きかけることができ、しかも自分の気持ちをよく理解してもらうことができます。
状況判断知性(モニタリング能力)
状況判断知性は、周囲の状況を客観的に観察して判断したり、自分に対する周囲の様々な表現と反応・態度を正しく解読していく能力のことです。状況や人に対する客観的な観察力、人に対する共感能力に反映します。
この知性が高いと、周囲や周囲の人がどのような状況にあるかを敏感に察知し、正確に理解することができるだけでなく、その状況による人達の感情的な部分も敏感に察知し、理解していくことができます。
状況を正確に把握することで自分の行動を調整し、また他者の感情にも敏感になることで、信頼を得て人間関係を豊かにしていくことができます。
8つの能力
5段階の評定で表されています。8つの能力の中で高い評点が出ているところが、今、自分が重きをおいて行動している領域ということになります。高いところ、低いところを確認しながら、自分の特徴をとらえましょう。
心内知性 『自己認識力』『ストレス共生』『気力創出力』
- 自己認識力
- 自分の情動や感情状態を自分ではつきりと認識する能力
- ストレス共生
- 怒りや不安、恐れなどネガティブな情動を抑えたり、調整していく能力
- 気力創出力
- ポジティブな情動を自ら作り出し、それを活用し維持し続ける能力
対人関係知性 『自己表現力』『アサーション』『対人関係力』
- 自己表現力
- 自分が感じていることや考えていることを、的確に相手に伝えるために、自己を表現する能力
- アサーション
- 相手との関係において、自分の考え・意思を主張したり守ったりする時に必要な能力
- 対人関係力
- 人間関係で生じるトラブルに解決策を見出したり、トラブルを未然に防ぐための行動を取れる能力
対人判断知性 『対人受容力』『共感力』
- 対人受容力
- 相手が何を感じ、何を考えているかを理解し、受け容れる能力
- 共感力
- 相手の感情を理解し感じ取る能力
次のページも引き続きスチューデントEQの構成を説明します!



