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感情が行動に影響する
『感情が行動に影響する』とはどのようなことでしょうか?例を見ながら考えてみましよう。
ゼミの教授から少し面倒な作業を明日までにやってくれと頼まれました。
あなたならどのように感じますか?
「え~、めんどうだなぁ」と気乗りがしないままに始めると、友達と無駄話をしながら、ダラダラと作業をすることになります。
「よし、友達に手伝ってもらいながら、さっさとやってしまおう!」と前向きな感情を持つ人は、てきぱきと作業を進めます。
結果として前向きな感情を持つ人の方が、早く作業が終わることが多いのです。

もう一つ別の例を考えてみましょう。
大きな失敗をした直後は、新たなチャレンジに消極的になりませんか?何をやってもうまくいかないような気持ちになるのではないでしょうか。
逆に自信満々の時は何をやってもうまくいくような気がして、どんどん新しいことにチャレンジしたくなるでしょう。
私たちが何かに挑戦するかどうかを決断するとき、その時の気分、感情に左右されているのです。

このように知らず知らずのうちに、私たちの行動は、感情に影響を受けています。
感情と行動を調整するということ
感情が行動に大きく影響を与えるということは理解いただけましたか?
では、私たちは感情とどのように上手に付き合っていけるのでしょうか?
次の例を見てください。
明日の試験にむけて猛勉強中に、友達から「ちょっと相談にのってほしいんだけど‥‥」と電話がありました。
「なんだよ。こんなときに電話してきて~」と思い、「明日、試験だから今は無理」と無愛想に伝えたとしても最低限の用件は伝わります。
でも、「友達は困って電話してきたんだろうな‥‥」と相手の感情を理解し、配慮することができたら、伝え方が変わります。
「ごめん。相談に乗りたいんだけど、明日の試験がやばくて勉強中なんだ。明日試験終わったら電話するよ。少し待ってくれるかな?」と、相手の感情に配慮しながら伝えることができたら、同じ断るにしても、友達のあなたに対する信頼も高まるでしょう。あなたの気持ちと友達の気持ちの両方を大切にすることができるのです。

このようにEQとは自分と相手の感情に目を向け、自分にとってより良い結果につなげるために、自分の感情を調整する能力なのです。
EQについて少し分ってきましたか?次のページでは何故EQが必要なのか説明します。



